
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に空気の通り道(鼻腔~咽頭)が狭くなる、閉塞することによって、呼吸が弱くなったり(低呼吸)、停止したり(無呼吸)する状態のことです。生体内では低酸素血症を引き起しています。
症状
日中の眠気(傾眠傾向)、夜間に何回も起きる(中途覚醒)、熟睡感がない、集中力が出ない、疲れやすい(易疲労感)などが挙げられます。
おもな原因
お子さん | アデノイド増殖症や扁桃肥大等。 |
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成人 | 鼻閉(アレルギー性鼻炎や鼻中隔湾曲症)、小顎症、肥満、飲酒過多、年齢変化、女性ホルモン低下、等。 |
検査の流れ
自宅で簡易睡眠検査を行います(貸し出し)。
その検査結果から、正常、睡眠時無呼吸症候群の軽症、中等症、重症と診断されます。中等症が疑われる方は、入院した上でポリソムノグラフィー(PSG)という、より詳しい検査を受け、後に述べるCPAP治療の保険適応となるかを評価します。
治療
一様な線引きは難しいのですが、大別すると以下のようになります。
軽症~中等症 | 経過観察のみ、ダイエット、口腔内装置(マウスピース)、手術加療 |
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中等症~重症 | CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)(保険適応) |
CPAP適応の方は当院でレンタルでの治療を行っています。他院にて、すでにCPAPが導入されている方も、当院で引き続きリース対応することが可能です。その際には、保険請求上記載してあるCPAP開始日、およびAHI値(低呼吸・無呼吸指数)が必要ですので、現在通院中の医療機関に予めご確認ください。
睡眠時無呼吸症候群は、眠気による交通事故のみでなく、生命に危険を及ぼす重大な疾患を引き起こす事が良く知られています。特に循環器系(不整脈や高血圧など)の持病があるとその危険性が増加します。何か起きてからは取り返しがつきません。ご家族のために、何よりも貴方自身のために、その兆候が見られたら精査、治療をすることをお勧めします。

睡眠評価装置

CPAP